日本セーフティパドリング協会では、毎年春にJSCA-DAYと称した公認スクール代表者会議・社員総会及び会員研修会を開催しております。
2021年度のJSCA-DAYは、神奈川県横浜市にて3月8日〜10日の3日間で開催されました。そして北は北海道から南は沖縄まで、多くの公認スクール代表者が参加をしました。
今回のJSCA-DAYでは旧称日本セーフティカヌーイング協会からの名称変更という大きな変化がありました。そしてJSCA-DAYと名称は今回で最後。次年度からはJSPA-DAYと変更されるかもしれません。
研修会では3日間に渡り、内容の濃い講義が行われました。
●顧問である早川弁護士の講義「福井 SUP 事故からみた事業者のとるべき対応と責任」
●マーケティングアドバイザーである木村さんによる「アクティビティ事業者の最新マーケティング情報」
●海上保安庁交通部 安全対策課 人身事故対策係長 伊藤裕樹氏による「カヌー、SUP の事故防止対策や捜索する側から見たインストラクター/ガイドに求められる装備や行動について」
●「フィールドライフ」でのカヤックシーンの撮影をされている山田さんによる「カメラ撮影の基本とパドリングシーン撮影の極意」
またLeave No Trace JAPAN(LNTJ)との包括連携協定の締結式なども行われました。
LNTJは、「自然を利用するすべての人が、環境に対する責任をもち、楽しく利用するためのアウトドアの行動基準を提唱する団体です。
このように、JSPAは、インストラクター/ガイドになることがゴールではなく、そこをスタート地点し「日々研鑽に努めること」を重視し、このような研修会でスキルのブラッシュアップをする機会を設けています。